A. 歯が抜けてスペースが空いてしまうと隣の歯はそのスペースに倒れてきてしまいます。今まで隣の歯が支えになっていたのが無くなることで動いてきてしまうのです。
同じように、今まで噛み合っていた上下の歯が抜けてしまうと、噛み合う歯が無くなった歯は歯ぐきから伸びてきてしまうのです。
例えば右下の奥から2番目の歯が抜けてしまうと両隣りの歯と右上の奥から2番目の歯、というように3本も動いてしまいます。
また、歯が動いてしまうことでお口の中はバランスを崩してしまいます。噛み合わせのバランスが崩れてしまうと、その負担でダメになってしまう歯があったり、顔が歪んでしまったり、肩こり、腰痛、頭痛など全身に影響が出てしまいます。倒れた歯で頬や舌を噛んでしまうなどお口の中を傷付けてしまうこともあります。
歯が抜けてしまったら、大きな影響が出てしまう前に入れ歯を入れてお口の中の環境を保ってあげることをお勧めします。
2015-06-04