A. 入れ歯の材質であるプラスチックは乾燥に弱く、使わずに放置してしまうと変形したりひび割れの原因になってしまいます。また、金属のバネや針金も曲がってしまう恐れがあります。
入れ歯を使わない時は水に浸して保管することをおすすめします。また、水は毎日交換しましょう。
乾燥によりわずかでも変形してしまった入れ歯は、お口の中の粘膜を傷つけたり、残っている歯に無理な力がかかったりして悪影響を及ぼしますので、無理に使うのは止めましょう。
また、入れ歯を使わないでいる間にお口の中も変化している可能性があります。歯茎が痩せてしまったり腫れていたり、残っている歯も入れ歯という支えが無くなったことによって横に倒れたり伸びたりしてしまいます。
入れ歯は、とても精密にその時のお口の中の状態にぴったり合わせて作られていますので、合わなくなってしまったら調整を行うか、作り替えることをおすすめします。
2015-06-10