A. 入れ歯も歯と同じで、お手入れをしないと汚れてしまいます。食べカスがたまると歯石になってしまいますし、着色も付いてしまいます。そうすると表面がザラつきますので、そこにまた汚れが付きやすくなってしまうのです。入れ歯が汚れていると身体にも影響が出てしまいますし、きれいに使いたいですよね。
歯石や着色などの汚れは一度付いてしまうと自分でおとすことはできません。なので、あらかじめ防ぎたいですよね。
特に着色は、付きやすい食べ物、飲み物があります。代表的な物では、コーヒー、紅茶、赤ワイン、日本茶、コーラなど色の濃い飲み物です。紅茶や日本茶に限らず烏龍茶やほうじ茶など、お茶類は茶渋が付いてしまいます。ソースやケチャップ、醤油などの調味料も注意です。
また、意外かもしれませんがフルーツも着色の原因になります。ぶどう、ブルーベリーなどのベリー系やさくらんぼ、ざくろ。また、酸性の強いみかんなどの柑橘系。そしてカレーやチョコレート、黒酢なども付きやすいです。
そして食べ物ではないですが、タバコのヤニで汚れてしまっている方も多いです。
予防法としては、入れ歯が乾燥していると汚れ、着色は付きやすくなってしまうので食事の前にお口の中を潤わせておくこと、食事が終わったら最後にお水を飲んだりうがいをすること。そして1日の最後には専用ブラシを使ってキレイに汚れをおとしましょう。毎日お手入れをしてキレイな入れ歯を気持ちよく、永く使いたいですよね。
2015-06-10