A.口の中に、「靴ずれ」はできませんが、理屈は同じことです。
入れ歯の硬さに比べれば、歯ぐきは柔らかく、噛み合わせる方向によって、粘膜の形が変ります。
入れ歯が安静時に密着していたとしても、お口の動きにより粘膜が動き、入れ歯との間に微妙なズレが生じ、歯ぐきへの圧迫が強すぎたり、逆に浮き上がり、大きく動くことで摩擦が生じ、「靴ずれ」に似た擦り傷ができるのです。
お母さまに確認してみましょう。
痛みが、いつも同じ所にできるという方や、痛み頻度が多くなっている場合は、かみ合わせが悪くなっているかもしれません。
早めの定期健診で、歯科医に相談してみましょう。
2016-09-30