先日60代女性の患者様のインプラントオペがありました。
当院ではインプラントオペの際必ず血圧、心電図、血中酸素濃度を測定するモニターをお身体につなぎ、常に全身状態を管理しながらオペを行っています。
ほとんどのオペは特に異常なくスムーズに進みますが、その女性は脈拍が少し乱れ、、、不整脈の反応がでてしまいました。
オペの際は歯の治療と同じ麻酔を使うのですが、その麻酔は心臓がドキドキする成分が入っているので、脈拍に反応が出る患者様もたまにいらっしゃいます。当院では麻酔薬も何種類か扱っているので、不整脈も治まりオペをスムーズに終えることができました。
さて、オペで埋入されたインプラントは通常3~6ヶ月の間、骨にくっつくまで使わずに寝かせておきます。この患者様も3か月が経過し、いよいよインプラントの頭を出す時がやってきました。
この時も麻酔が必要になるわけですが、再び不整脈が起こってしまうと大変です。なのでオペのときと同じようにモニターをお身体につなぎ、脈拍をチェックしながらインプラントの頭出しの処置を行うことにしました。結果、今回は不整脈もおこらず、無事に処置を行うことができました。
このように当院ではモニターを完備してありますのでどんな処置も全身状態を管理しながら行うことができます。お身体に不安のある方、ご病気をお持ちの方も安心して治療を受けることができますよ❤
2015-09-18