こんにちわ!
みなさん、歯科のイメージはどの様なものですか?例えば、匂いが独特、白いイメージ、怖い、明るい、清潔…色々あるかと思います。
私自身は、歯科に対して部屋が白く明るいイメージでした。(蛍光灯が使われているからでしょうか。笑)
突然ですが、歯科の大半は蛍光灯を使っているため部屋がとても明るいのです。お口の中というミクロな世界を治療していくためには明るさは必要不可欠なのです。
そして、お部屋が明るいため汚れが異様に目立ちます!
例えば、技巧物の削りカス。至るところに飛ぶので拭き掃除は毎日欠かせません!
また、毎日たくさんの患者様が使用する水回りやユニット台(治療時に座る椅子)これらの清掃も欠かせません!
当然ですが、部屋は毎日拭き掃除、消毒、水回りの清掃、掃除機をかけ更にモップで床下掃除をします。使用した機具はその日のうちに毎日滅菌消毒し、布類も洗濯に全てかけます。また、先生の使うタービンなど(歯を削るハンドバー)も、毎日消毒し、油を注します。これらは歯科では当然のことですが、私が初めて歯科業務に携わった時は「油注しまで毎日するのか!」と、清掃の徹底ぶりに驚いたものです。
そして事件は起きました…。
毎日の清掃も板についた今日この頃。その日は予約もいっぱいで、急患もあったため非常に忙しくしていました。明日の診療のためにも、空いた部屋から早く清掃をしなくては!そう思っていた私は慌ただしく清掃を始めました。「ここが終わったら、あっちを拭いて、そしたらトイレ掃除をしてゴミをまとめて…」と、ついつい作業をしながら次にやるべきことを考えていました。
「よし、後は最後にこの椅子を拭いて…と」心の中でそんなことを思って椅子を拭いていると、何だか違和感。そして人の視線をやたらと感じる。なんだかおかしいなあと思って顔をあげると「え?」と呟く技工士の先生。
ふと見上げると…私の雑巾を持つ手が…椅子に腰かける技工士さんの足に!!まさか?!と、思いましたが時すでに遅し。しっかり技工士さんの足を雑巾で拭いていました。笑
すいませんと慌てて謝罪しましたが、人の足を椅子と間違えて拭くなんぞ、なんて滑稽な姿かと思いました。笑
幸いにも、技工士さんはこの事件を覚えていないようです。安心しました。
忙しい日々が続くと、人はなんだかおかしなことをするものなんですね!みなさんも、忙しさにはご用心を!笑
2015-07-22