こんにちは。今日は入れ歯洗浄剤の種類について、リサーチした結果をお話致します♪
薬局に行くと、入れ歯洗浄剤はいろいろな種類がありますよね。しかし多くの製品は最低限の成分しか含まれていません。また、界面活性剤(洗浄成分)や発泡剤、酸素系の漂白剤などが必ず入っています。要は簡単な洗浄成分と着色などを落とす漂白剤、シュワシュワさせるための発泡剤で構成されています。
商品によっては酵素も入っていますが少数派です。また、どの洗浄剤にもパッケージには「99.9パーセント除菌」と記載されていますが、市販の約8割の洗浄剤はほぼ同じような成分でできているので、これならば価格は安い方がお得だと思います。また、もう少し色々な成分が入っている洗浄剤が良ければカンジタ菌を溶かす成分が入っている洗浄剤などもあります。
個人的には色素や香料があまり入ってなく酵素成分配合の洗浄剤が良いかなと思います。ただし、好みもあるので一概にこれが良いとは言い難いです…!。
気をつけるべきなのは、あまりにも「スッキリ」や「フレッシュ感」などとうたっている商品です。これらは、ミントの香りづけでなんとなく綺麗になった感じにはなりますが実際の洗浄力はあまりない為おススメしません。ミントなどの香りづけをするよりも、毎日手で良く洗い清潔に義歯を保つことの方が重要だと思います。
また、香りづけをすることによって何となく綺麗になったような気がするだけの商品は実は沢山あります。特にポンプ式の瞬間洗浄フォームなどは義歯を清潔に保つための成分がほとんど含まれていないことがあります。この商品の場合はコーヒーやカレーなどの香りの強い物を食べた時には「シュッ」と香りけしには調度良いですが、基本的には義歯を泡でもみ洗いをしても、きちんとブラシで洗浄する効果は得られません。ですので、もし泡タイプの洗浄剤を使用するのであれば、泡を利用して義歯をブラシで良く洗ってから入れ歯洗浄剤につけることをおすすめします。
また、洗浄剤には「除菌」と記載されていることがほとんどですが、除菌はあくまで除菌であり殺菌ではありません。言葉のもつイメージによって勘違いしやすいですが除菌は除菌であり、菌が一切いなくなることを指しているわけではありません。ですので、義歯をつけおきしたから綺麗だとは思わずに必ず毎日ブラシで磨いてあげて下さい!
皆さんいかがでしたか?市販の製品を自身で選ぶことはなかなか難しいと思いますが、何らかの参考になれば幸いです☆
2015-01-19