当院には現在97歳の男性の患者様がいらっしゃいます。
97歳とは思えない程元気で、いつも1人で来院されるのですが、毎回明るく話しかけてくださいます。
先日、私が髪を切ると「あんた、髪短くなったか!?その方がべっぴんさんだねぇ!!」と
私が髪を切ったことにもすぐに気付き、さらにお褒めの言葉までいただきました(笑)
さすがですね、年の功というのでしょうか、女心をわかっていますね♪
その患者様は総入れ歯なのですが、入れ歯でしっかり噛めているということなので、やはり噛めているという事がボケ防止につながっているのかと少し調べてみました。
当院の患者様の中には、最近物忘れがひどくなったとおっしゃる方がたまにいらっしゃいます。
実は、物忘れがひどくなるのはボケてしまったわけではなく、健忘症という自然現象で病気ではないそうです。
それとは別でボケというのはいわゆる「痴呆」や「認知症」で、悪化していくものだそうです。
これは脳の病気なのですが、予防するには健康な脳を保つことが大事で、健康な脳を保つにはバランスのとれた食生活と適度な運動が必要となるのです。
ものを噛めないとなると自然と噛まずに食べられるものばかりに偏った食事になりがちですし、体をつくる栄養もバランス良く摂れないので、結果運動不足にもなるわけです。
なるほど!!元気なわけですね!!
その日も帰りに食事をして帰られるそうで、美味しいお店はあるかと聞かれました。
97歳になっても食事を楽しむことができるなんて嬉しいですよね!
いつまでもたくさん食べて元気でいてほしいです(^O^)
2014-12-19