他の歯科医院でインプラント治療をされてから、
あさひクリニックに来院される患者さんが増えてきました。
インプラント治療がうまくいっている患者さんがほとんどですが、
中にはうまくいかずに転院されてくる患者さんもいます。
まるでインプラントと一度結婚してから、別れたバツイチのような方です。
インプラント治療は、もう、コリゴリ、2度としたくないという方と
インプラント治療の快適さを味わってしまった方は、何とかして、もう一度、インプラント治療をしようと思うようです。
しかし、実情は顎堤が薄くなりインプラント治療は難しく、諦めざる負えない方が多いようです。
最後まで残った歯は、神経のある歯、神経のない歯、
歯周病でぐらついた歯、虫歯で穴の開いた歯、
差し歯が被さった歯、埋入されたインプラントの金属の頭などが口の中に残されるのです。
その状態からの速やかな再建を残された歯を抜かないでできれば、どんなに良いでしょう。
オーバー・デンチャ―(総入れ歯のように残った歯を覆ってしまう入れ歯)という治療法があります。
オーバーデンチャーにするには、残った歯がそのままの形では、入れ歯で包み込むことはできません。
一律、歯冠部を低く形成し同様な形態にします。
歯を抜く訳ではないので、思ったより時間も回数も掛かりません。
最大限に残った歯やインプラント体を生かせる入れ歯がオーバーデンチャーなのです。
総入れ歯は支えとなる歯が有りませんので、歯ぐきの上に乗っかっているだけです。
オーバーデンチャ―は、残った歯が歯周病であろうが、インプラントであろうが、天然歯であろうが、その歯が耐えられる範囲で入れ歯を維持と支持してくれます。
支台歯に合わせた咬合力でバランスを取ることで噛みしめることができる入れ歯が出来上がります。
オーバーデンチャーの種類には、大きく分けて3タイプがあります。
マグネットタイプ
2重冠{コーヌスクローネ、AGC、リーゲル、PFT}タイプ
アタッチメントタイプです。
特徴は、どれもバネが付かないことと入れ歯の大きさを小さく出来ることです。
見て目も自然で、話もしやすくなります。
よく患者さんと話すことですが、
家を新築するなら、更地にして鉄筋(インプラント)を打ち込んで
3階建てでも建てられるのですが、築30年~40年の古民家の改築の場合、
庭の松だったり、家の裏の古井戸が改築計画の妨げになります。
オーバーデンチャーは、トレーラーハウスのように患者さんが自分で移動することができるのです。
構造はシンプルで頑丈に作ることができます。修理することも簡単です。
残った歯やインプラントをしっかりメンテナンスできれば、長期使用も可能になります。
この歯はダメと全部抜いてしまったら、あっという間に歯は全滅してしまいます。
これからの人生設計と歯の治療計画が決まる間だけでも、オーバーデンチャーで過ごしてみてはいかがでしょうか
入れ歯(総入れ歯、部分入れ歯)専門の東京あさひクリニック・歯科
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2015-04-13