80代の女性の患者さんです。
下顎に残っていた2本のご自分の歯を抜いて、上下の総入れ歯を作り調整が終了しました。患者さんが入れ歯で苦労していたお姑さんの話をしてくださいました。
嫁いだ先のお姑さんとは、いろんな思い出があります。
私が作る料理に、何かと注文をつけるのです。初めは嫁いびりかと思っていたのですが、実は入れ歯の具合が悪く、痛くて食事ができないのでした。
私は、なるべく、食材を細かく刻んで食べやすい料理を作りました。
イカやタコ、コンニャクには、隠し包丁を入れたりして工夫をしました。
特に、褒められたこともありませんでしたが、実際に自分が入れ歯を入れるようになって初めて、お姑さんの大変さが身に沁みてわかりました。
今、思うと私は、「お姑さんに良いことをしてあげていた」と誇らしく思います。
昔は入れ歯に体を合わせて食べる物だけを食べて暮らしていたのです。
私のように入れ歯が少しでも、痛かったり、緩かったら、すぐに歯科医院で調整をすることもなかったのです。
わたしの嫁いだ街には、歯科医院が無く、隣町まで、行かなければなりませんでした
お姑さんも言葉にはしなくでも、感謝していたと思います。
お姑さんも今なら、そんなに入れ歯で苦労することはなかったかもしれませんね。
入れ歯(総入れ歯、部分入れ歯)専門の東京あさひクリニック・歯科
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2015-01-11