A.今回のようにプールで落としてしまったというトラブルはよくあるみたいです。
プールならまだすぐ拾う事ができますが、海だとそのままぷかぷか流されてしまう事もありまずいです!
水泳は息つぎを口でやります。
さらに口を大きく開けると頬粘膜が伸びて、入れ歯がパカッと落ちてきてしまいます。
口の中で“ガランゴロン”動いている状態ですと息つぎもできませんし、慌てて水をゴフゴフ飲んでしまったらとても危険です。
いくつか改善方法をあげるとすれば、一つは院内で入れ歯調整の際に、ユニットの上で水泳している姿勢(ユニット上では、下を向く姿勢でしょうか)になって頂き、『ぷはっ』と息つぎをしていただきながら調整をしていきます。
息つぎをしている時の口の形や口輪筋の力の入り具合など色々な情報を教えて頂きながら調整して、プールでも多少は外れない入れ歯へと導いていきます。
もう一つはマグネット入れ歯です。
マグネット入れ歯にすれば頬粘膜での入れ歯の把持ではなくなり、マグネットによる「ピタッ」と吸着した入れ歯になるので外れにくくなると思います。
最後にもう一つは入れ歯安定剤の使用です。
普段の生活は特に入れ歯のゆるみに困っていないのであればプールの時の短時間の時だけ安定剤を使用するのも一つの手だと思います。
プールの度にドキドキひやひやは嫌ですよね。ぜひ参考にしてみて下さい!
2017-02-10