A. まず、割れてしまうということはプラスチックで出来た入れ歯だと思うのですが、プラスチックの入れ歯は金属の入れ歯と比較して、壊れやすい一面を持っています。
割れてしまった入れ歯を修理する方法は、金属の補強(ハリガネ)を入れる場合もありますが、ほとんどの場合は割れたところを樹脂でくっつけるようにして直していきます。
しかし、つなぎ合せるようにして樹脂で直した入れ歯は弱く、人の噛む力に耐え切れません。その為、何度も同じところが割れたり欠けたりを繰り返します。また、入れ歯は何度も繰り返し修理を行うと、一見直っているかのように見えますがどんどんもろく、耐久性のない入れ歯になっていきます。
よく、家を建てる時に土台がきちんとしていなければ、次々と問題が発生したりしますよね。入れ歯も家と同じです。土台がしっかりしていなければきちんとした入れ歯になりません。
ですので、入れ歯が割れてしまった時には繰り返し何度も修理をするよりも、作り直した方が結果として良いでしょう。
2015-06-04