A.はい。とてもあります。
主な原因は、
① インプラントと骨がしっかりとくっつかない。
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させてしまいます。
また喫煙で発生する一酸化炭素は血液が酸素を運ぶのを妨害してしまうので、血流が悪くなります。
骨に栄養や酸素が行き渡りにくくなるとインプラントを支えている骨や歯肉が弱ってしまい、インプラントが外れやすくなってしまいます。
② タバコは免疫を低下させてしまうので、歯周病やインプラント周囲炎になりやすくなってしまいます。
上に述べたようにタバコは血流を悪くしてしまうので、血液の中の白血球の作用を低下させてしまい、歯肉に炎症を起こしやすくなってしまいます。
また唾液の量も減ってしまいます。
自浄作用のある唾液が減ってしまうと口腔内の細菌を増やしてしまいます。
お分かりいただけましたでしょうか。
喫煙は、インプラントに悪影響を与え、失敗のリスクが高くなってしまいます。
2015-12-22