A. 入れ歯が合っていて、きちんと食事ができるかどうかによると思います。まず、入れ歯が合わずに「痛い・外れる」などの問題がある場合、食事を楽しむ以前に食事がストレスになっています。
このようなストレスを抱えた状態では美味しい物を「美味しい」と感じることは中々難しいものがあります。
食というのは味覚で楽しむだけでなく、食感・温度感覚・歯ごたえなどお口全体の感覚が美味しさを大きく左右させます。
この為、分厚く温度を感じられないような入れ歯や、しっかりと物を噛むことが難しい入れ歯では食事を美味しく頂けない可能性はあるでしょう。
人にとって「食」は生きるための基本です。
しかし、ただ食べられるというだけでは食を楽しみながらは頂けません。
きちんと「美味しい」を感じながら食事をとって頂く為にも、自分に合った入れ歯を使っていただくことが大切です。
実際に、ピッタリと合う入れ歯を使われている患者様の中には「うっかり入れ歯なことを忘れて固い物を食べちゃったわ」と、笑顔でお話される患者様もいらっしゃいます。
2015-06-04