A.インプラントにも食べカス、磨き残しがたまると、「インプラント周囲炎」になってしまいます。歯周病と同じように周りの骨を溶かしてしまうので、いずれインプラントが抜けおちてしまうこともあります。
そうならないためにはやはり毎日のセルフケアが大切になるのですが、治療の種類、補綴の形態によっては磨くことが難しい場合も。
「大変な思いをしてインプラントを入れたけれど上手く磨けない」ということになってしまっては困ります。
しかし当院では様々なタイプのインプラント治療を行っていますので、
セルフケアも一人ひとりの患者様に合った様々な方法や道具をご提供させていただいています。
例えばインプラント専用歯ブラシというものがあります。
歯肉とインプラントのすき間に歯ブラシの毛先が入りやすいように普通の歯ブラシより角度が大きくついていて、毛束も横に一列になっており、ソフトな毛先がインプラントを傷つけにくいようにできています。
またぴったりとしたわずかなすき間の汚れをおとすためには、細いスポンジの付いた「スーパーフロス」という糸や、水流で汚れを流す「ウォーターピック」、音波の振動で汚れを浮かせる「音波ブラシ」もおすすめです。ぜひ一度ご相談下さい。
2016-02-22