みなさんこんにちは!
この「もしもにそなえて!」シリーズも今回で3回目になりました。
ご病気をお持ちの患者様、ご高齢の患者様にも多くご来院いただき、またインプラントなどの外科処置も多いあさひクリニックでは、万が一起こってしまった緊急事態に備えて、スタッフ全員が迅速に正しい判断、行動ができるように日頃からトレーニングを行っているのです。
今回も研修の様子をレポートしたいと思います♪
今回は治療やオペ中に体調が悪くなってしまった患者様への対応についてです。
もし患者様の体調が悪くなってしまったら・・・。もちろん症状によって細かい対応は異なりますが、基本中の基本がこちら。
1、酸素
2、生体モニター
3、ルート確保(点滴)
私たち歯科衛生士にできることは、酸素と生体モニターを患者様に準備することです。
あさひクリニックには酸素ボンベも生体モニターも常備していますので、速やかに準備して患者様に装着します。
スタッフ同士で準備と装着の練習です。まずは酸素ボンベを持ってきて、酸素吸入用のチューブ(カニューレと言います)をお鼻にセットです。外れてしまわないようにテープで固定します。実際にチューブに酸素を流してみます。お鼻の中がひんやり冷たい感じがします。
そして生体モニターを装着します。まずは指にクリップを取り付けると酸素分圧や脈拍がわかります。次に血圧計を巻きます。そして心電図計測のコードも胸元、腕に貼ります。血圧は5分に1回自動で計測されます。自分の心電図や血圧が画面に映し出されるのはなんだか新鮮です。
ここまでの準備をスムーズに行い、ドクターの指示を待ちます。スタッフ皆で装着する側、される側を1回ずつ体験し、もうバッチリです。後は実際に起こった時に落ち着いて速やかに行動できるか、が大切ですね。そして、そのような事態が起こらない事を願います・・・!
2016-10-21