A.こんな悩みを抱えている方、装着していられないのにはいくつかの代表的な理由があります。
① 噛み合わせの高さの違和感
歯が抜けてしまって状態を長く、放置していることで、軽度の顎関節症に似た状態を保つことになります。
徐々に噛む位置に歪みが生じ、自分の歯より入れ歯の方が高く感じてしまいます。
② 口腔内を狭くする違和感
入れ歯を装着すると口腔内を入れ歯が占める割合が増大し、口の中が狭く感じさせます。
舌を動かすたびに入れ歯に触れます。
③ 食いしばりの違和感
絶えず、食いしばることができる場所を探して、しまいには、どこで噛んでよいのか分からなくなります。また、癖で余計な運動が多くなります。
④ 噛み合わせのズレからくる違和感
歯が抜けて噛みしめることができなくなることを、長年続けていたため、噛み締めができなくなり、新たに噛みしめられる場所を見つけては、噛み合わせをずらしてしまう。
噛み合わせが歪んだ噛み合わせの状態では、入れ歯をいくら調整しても、改善が見られずとうとう、使われずじまいになることがあります。
せっかく、作った入れ歯が使えないあなたは、きっと、いずれかに該当するはずです。
一度、歯科医に相談しましょう。
2016-03-10