こんにちは、突然ですが皆さん毎日清々しい朝を迎えていますか??
今日も秋晴れが気持ちいいですね!
実は、私は少し前まで毎日重たーい朝を迎えていたんです…
というのも私は歯ぎしりがひどく、(専門用語ではブラキシズムと言います。)
そのブラキシズムが原因で朝から肩はガチガチで体は重く、ひどい時には頭痛がすることもあり、仕事前に既に疲れてしまっていました。
つまり、ブラキシズムによって寝ている間に無意識に強い力で歯を擦り合わせたり食いしばったりして、それによって体が強張り、肩こりや頭痛、体のだるさを引き起こしていたんですね。
ところでブラキシズムで歯を擦り合わせている音を聞いたことはありますか??
度合いにもよりますがすごい音がするんですよね。
歯が壊れてしまいそうな・・・(笑)。
笑い事じゃないんですが。
さらに恐ろしいことにブラキシズムを放っておくと歯が削れてしまったり、虫歯や歯を失う原因にもなります。それに、顎の筋肉や顎の骨、顎の関節にももちろん負担がかかってしまいます。
私は受付なので普段治療に携わらないのですが、ブラキシズムによって歯が削れて小さくなってしまっている患者様を見たことがありますが、歯と歯を擦り合わせてここまで削れてしまうものかと恐ろしくなる程でした。
実はブラキシズムというのはその動作が3つに分類されていて歯をギリギリと擦り合わせるグランディング、グッと食いしばるクレンチング、上下の歯をカチカチと接触させるタッピングに分かれます。
ちゃんとネーミングされているんですね。
私の場合はグランディングになります。
予防法としてはマウスピースを作るということです。
寝ている時の歯ぎしりを無くすのは、無意識の行為なので難しいでしょう。ですから治療ではなく予防になるわけですね。
マウスピースはソフトとハードとありますがハードに抵抗があった私は始めソフトで作ってもらいました。作っていただいてからすぐにマウスピースをつけて寝てみましたが、顎の力に驚きました。1ヶ月もしないうちにボロボロに・・・それもそのはず、
マウスピースを付けるようになってから良く夢で食事をする夢を見ていたのですが、そのうち何回かはマウスピースをくちゃくちゃと噛みながら起きる事があったんです。
これではダメだと、結局は噛んで力が入ってしまうので体の疲れは取れず・・・
対してハードはマウスピースの表面を平らにして下の歯との噛み合わせのデコボコを無くすことで噛んでギリギリさせる力の逃げ場を作ってしまいます。
ですから噛み合わせの引っかかりが無いので噛んだ力が分散されるんですね。
なんとかハードのマウスピースに慣れようと厚さを薄めにしてもらいました。
やはり少しずつ削れてしまうのはいなめないようですがかなり楽になりました。
お心当たりのある方は是非1度歯医者さんで診てもらう事をおすすめします。
2014-10-29