A.この事について説明させて頂きます。
噛めなくなると言う事は、歯の本数が少ないと言えますよね。
残存歯が少ない高齢者ほど記憶をつかさどる大脳の海馬付近の容積が減少していると言う調査報告もあります。
「顎を動かして物を噛む」という行動が脳を刺激して活性化するのです。
血流も良くなります。
入れ歯が合わないからと言って入れないで食べると、歯茎や舌で押しつぶしているだけなので噛まずにほぼ丸のみです。
また合わない入れ歯を入れて食べても、痛みやゆるさで噛む回数が減りこれもほぼ丸のみです。となると脳への刺激が減って認知症になる、ボケやすくなると言う事につながるのです。
歯の治療をしたいと思うきっかけは人それぞれだと思います。
美味しい物をもっと食べられるようになりたい。
若々しい口元に戻りたい。
痛くない入れ歯を入れたい。
ですが、それだけでは無く、しっかりと噛めると言う事は自分の脳まで健康にしてくれで老化防止にもなるのです。
この患者様はその事を見据えてのインプラント、入れ歯治療をやられて今では自分の歯のように何でも噛めて治療をして良かったと大変喜んで下さいました。
私たちスタッフも患者様が喜んで下さる姿を見る事ができて本当に嬉しく思います!
患者様の感想文のお陰で私達も噛める幸せを再確認する事ができました。
2017-02-10