お悩み別解決法/前歯が抜けそう・・・落ちそう・・・

歯が抜けそう・・・落ちそう・・・

前歯が抜けた!ブリッジがとれそう!
という緊急事態の患者さんには、

一日で入れ歯作りをすることがあります。
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残っている歯は、保存が難しい状況です

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見た目も、自然な入れ歯の完成です

患者さんが
「歯がない状態」で帰宅することはありません。

一日の流れで説明してみましょう。
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午前10時~      予約時間に来院、カウンセリング、レントゲン撮影
午前11時~      型どり、噛みあわせなど
午後1時~       入れ歯作りと調整
午後10時        入れ歯完成

ただし、
入れ歯は、あくまで緊急の入れ歯ですから、
後日、ゆっくりていねいに精密調整を行わなければなりません。
そして、やっと初めてアゴにフィットした、きれいで自然な本格的な入れ歯ができ上がるのです。
※なお、歯周病の程度により、1日で完成が無理な場合もありますので、前もっての診査、カウンセリングをオススメいたします。
実際に入れ歯とインプラント治療をお受けになられて、患者さんの体験記のご紹介です。

【体験記】
58歳の主婦です。主人と娘1人の3人暮らしです。
30歳のころでした。
前歯にウミの袋ができて歯を抜かれてしまいました。
そのときは両隣の歯を削って、3本のブリッジをかぶせることになったのです。
そのブリッジも10年くらいでダメになり、次に6本つなぎブリッジに替わりました。
その歯も25年たっています。
数年前からグラつき始めていたので、寿命がきていることは、うすうす感じておりました。
かなり揺れだしたのは2~3年ほど前からで、上の前歯6本はブリッジですが、まとめて揺れ始めたのです。
主人と娘は歯がとても丈夫で、硬いモノでもバリバリ食べていますが、私の前歯はボロボロです。
それでもクリニックに行くのをためらっていたのは、もう少し、もう少しと先延ばししていた私の決断不足が原因でした。
ある日、それとなく歯の悩みのない主人に相談してみたら、「抜いて入れ歯にすれば・・・」くらいの、軽い返事しか返ってきませんでした。
私は「やっぱり、なんで分かってくれないの・・・」という気持ちをいだきつつ、さらに決心できず自分ひとりで悩んでいました。
でも、もうダメです。
崖っぷちです。
指でちょっと触っただけでも全部ポロッと抜けてしまいそうです。
先生、助けてください。

【ドクターからのひと事】
相談の来院を決心するだけでも、この方のように半年から、ときには数年かかったという方も、数多くいらっしゃいます。
特に、ご主人やお子様など、家族の方の歯が丈夫な場合、歯の悩みがなかなかわかってもらえず、治療の決断が鈍ってしまう原因の1つになっていることは確かなようです。
一番大切なことは、ご相談だけでも、まず一歩踏み出すことです。
そのことが早期治療になり、結果的には治療費も少なくてすむのです。
歯の治療は1日でも早ければ、抜かずに済んだのに、あるいは元気な歯まで失わずにすんだのに、というケースは数えきれないほどあります。
ですから早い決断こそが、歯を1日でも長持ちさせ、治療費を安く仕上げるための秘訣といっていいでしょう。
相談にこられた、この方の前歯は「即日完成入れ歯」をすることで歯のない期間がないようにいたしました。
前述した一日の流れに従って、治療は進行いたしました。
午前10時~      予約時間に来院、カウンセリング、レントゲン撮影
午前11時~      型どり、噛みあわせなど
午後1時~       入れ歯作りと調整
午後9時        入れ歯完成
いまでは、ご主人と娘さん3人で仲良く固いモノを一緒に食べられるようになり、今後は、ステップアップ治療としてインプラント治療を考慮中とのことです。
こんな方々が来院、「緊急入れ歯」治療を行ないました
・上のブリッジが突然抜けるのでは・・・と心配
・歯がグラグラする
・歯がボロボロ折れだした
・歯が揺れだした
・ブラブラと歯が揺れている
・歯ブラシを当てるたびに揺れている
・歯ブラシもできない・・・
・豆腐より硬いものが食べられない
・歯医者は苦手だから、しっかり治したことがない
・歯医者が怖くて10年以上行っていない
・あわない入れ歯は捨てた
・とにかく入れ歯が気になってイライラする
など

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