技工士ブログ

父は入れ歯でパンが食べられた

40歳前半の女性の患者さんです。
右下の奥歯が、抜かれてありませんでした。その部分に入れ歯を入れるかインプラントにするか迷われていました。
院長の検査と診断の結果を待つ間、噛み合わせを整えるために、右下に3本の治療用入れ歯を入れることになりました。
たいていの患者さんは、入れ歯に良いイメージを持ってはいませんが、
院長「この患者さんは、入れ歯を楽しみにしているようだよ」
治療用入れ歯が入りました。
患者さん「以前、私の父が、こちらで入れ歯を作ってもらいました」
10年ほど前の2005年12月28日 歳も押し迫った頃、60代の男性の患者さんが娘さんに付き添われて相談にいらっしゃいました。
上は総入れ歯、下顎の前歯6本の差し歯が残っているだけでした。
「2年ほど前、近くの歯医者の50代の先生に上下の入れ歯を作ってもらったが、
上は落ちる(カタカタする)
下は自宅にいる時は、外している。
正直、初めての入れ歯だったので、どんな入れ歯がいいのか、分からなかった。
『そんなに悩んでいるのならば、読んでみたら』と妻が、あさひクリニックの本を買ってきて勧めてくれた。読んでみたら、『まったく本の通り』と思い来院した」
下顎の前歯は、そのままに上下の治療用入れ歯を作製しました。
調整13回、2006年8月3日の調整が最後でした。
娘さんの話によると、それから、2年後にご病気で亡くなられたそうです。
私の脳裏に娘さんと重なる面影が浮かびました。入れ歯を作る参考のためにと、お持ち頂いた、1枚の写真です。
確か、汽車の座席に腰掛け、きれいに並んだ歯を見せて映っている若かりし日のお父様の写真だったと思います。
当時のカルテには、残ってはいませんでした。すでにお返していたのか、それとも、私の記憶違いだったのか、定かではありません
娘さん「父は技工士さんの作った入れ歯でパンを美味しそうに、食べていました」
その娘さんは、今では、パンのパテシエをされているそうです。
娘さん「不思議な縁ですね、インターネットであさひクリニックを見つけて来てみたら、
私、以前にも父とここに来たことがあると思いました」
偶然でしょうか、お父様が導いたのでしょうか?
娘さんは入れ歯には、まだ、早すぎます。
院長の診断により、インプラント治療を開始することになりました。
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