A. ここで入れ歯が難しいと言われる方のケースをあげておきましょう。
■土手(顎堤)が低い
■土手(顎堤)が巾狭
■唾液が少ない
■顎の関節がガクガク、あるいは痛みがある
■まっすぐ口が開けられない
■歯ぐきが薄い
■片側で噛むくせ
■食いしばるクセ
■顎の骨に凸凹がある
■前歯(上)の裏側に柔らかい部分がある
■生理的に入れ歯が相容れない方
などです。
ここでは代表的なケースをあげましたが、該当する項目が多ければ多いほど総義歯難症例と言えます。
ですから該当する項目が多ければ多いほど、患者さん、入れ歯専門技工士、担当医の3者の協同作業が大事となってくるわけです。
2015-01-29