A.心配はありません。
しっかりと調整された入れ歯であれば、問題はありません。
インプラント治療を受ける患者さんは、入れ歯を作ったがうまく使いこなせずに、入れ歯からインプラントへ移行された方や、一度も入れ歯を使ったことはなく、「入れ歯は嫌だ」とインプラントにされた 方など、さまざまです。
インプラントは、顎堤にしっかりと固定され、自分で取り外せません。
一度でもインプラントの快適さを体験した患者さんにとって、入れ歯は、うっとうしものです。
しかし、入れ歯にはインプラントにはできないことができます。
それは歯が抜けると同時に痩せた歯ぐきが原因で頬がたるんだり、口の周りのシワができます。
インプラントでは、失われたボリュームを十分に回復させることはできませんが、入れ歯では人工の歯や人工の歯ぐきを使って、失われた歯ぐきだけではなく、左右のバランスを整えることができるのです。入れ歯にとっては、外してお掃除をしたり、容易に調整したり修理できることも利点なのです。
2016-06-23