A.まず、上あごを天井に例えると、わかりやすいのですが、天井に張り付けた上あごの入れ歯は、そもそも、重力のため、落ちやすく不安定です。
さて、総義歯の枠組みの材質は、主な材質はレジン、金属を枠組みにした場合、コバルトクローム合金、プラチナとゴールドの合金、チタン合金などが使われています。
レジンは価格が最も安いのですが、強度がほかの材質より、弱いため、入れ歯が厚くなる傾向があり、人のよっては、熱さ、冷たさわかりにくく、合いにくい方もおられます。
一方、金属では、コバルトクローム合金、プラチナとゴールドの合金、チタン合金などがありますが、チタンが強度をたもちながら、最も軽く作れますので、重力を最も受けにくく、上あごの入れ歯の材質に人気です。
2016-06-09